畳、ふすま、障子、そして玄関——。日本の伝統的な家屋には、自然との調和やミニマリズムを体現した独自の設計思想が詰まっています。ふすまや障子は部屋の大きさを自在に変えられる可動式の間仕切りとして機能し、畳は座る・寝る・くつろぐという多目的な使い方ができる床材です。また、段差で内外を区切る「玄関」は、靴を脱いで家に上がるという日本独自の生活習慣と結びついた空間で、外の汚れを持ち込まない合理的な設計でもあります。こうした要素は、西洋の家屋文化とは大きく異なる哲学に基づいており、それが海外の視聴者の好奇心を強く刺激しているようです。
YouTubeチャンネル「magnify」が2023年8月に公開した動画「5 Interesting Features of Japanese House Design」は、2026年7月時点で1357万回以上再生されています。動画では日本とアメリカの住宅設計を比較しながら、ふすま・障子による可変式の空間、玄関の段差構造、布団文化などが紹介されています。コメント欄には世界各国から反応が集まり、「実は自分の国にも似た文化がある」という声や、日本の家の持つ静けさへの感動を語るコメントが数多く寄せられました。
今回は、そのコメント欄に寄せられた海外の反応をまとめました。
チャンネル: magnify / 再生数: 13,572,012回
海外の反応
両親が日本にしばらく住んでたんだけど、
紙の戸は夏は通気性がいいって言ってた。
ただ冬はめちゃ寒くなるらしいね👍 16307
アメリカの多くの家には『泥落としルーム』があって、
玄関に靴とか汚れたものを置く場所になってる。
中西部特有かもだけど👍 13636 🌍 アメリカ
20世紀中盤の農家は本当に実用的だった。
泥落とし、大きなパントリー、
組み込み収納など。
祖父が50年代に家を建てるときに床暖房を入れて、
60~70年代には太陽光パネルまで付けてたんだ。
自分たちで食べ物を作り、服を作ってた人たちだから、
空間設計が本当に上手かったんだよ👍 550 🌍 アメリカ
俺は日本人だけど、ベッドは布団より圧倒的に快適だわ
👍 4112 🌍 日本
アメリカ在住だけど、日本の家の設計は本当に好き。
でもゴミ処理機みたいな小さいことは恋しいね。
長所もあるけど短所もある👍 26 🌍 アメリカ
オランダは大抵の家が玄関スペースを別に持ってて、
そこにコートと靴を置く。
リビングに冷気が入るのを防いでプライバシーも守れる👍 1865 🌍 オランダ
アメリカの家には『泥落としルーム』がある場合もあるけど、
通常はメイン玄関ではなくサイドの出入口にある。
そこは家族が毎日使うところで、
メイン玄関はゲストや形式的なときだけ👍 7065 🌍 アメリカ
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ヨーロッパでも靴や傘を置く小部屋があるのが一般的。
ただ日本ほど沈み込んでないだけ。
そもそも靴を脱がずに家に入るのは日本だけじゃなくアメリカでも一般的だよ👍 2826
ノルウェーでは玄関の中に『風よけ』みたいな小さなエアロックがあるのが普通。
冷たい空気が家に入るのを防げるし、
靴や上着を脱ぐ場所になってる👍 734 🌍 ノルウェー
日本に何年か住んでた。
沈み込んだ玄関とか靴の収納とか気に入ってる部分もある。
アメリカの家も広いカウンターと断熱性はいいね👍 149
ヨーロッパではほぼ全ての家が靴やジャケット用の玄関スペースがある。
リビングに直結した玄関は珍しいし、
不便だと思われてる👍 744 🌍 ヨーロッパ
アラスカも多くの家が靴や上着の玄関を別にしてる。
『北極圏の玄関』って呼んでるけど、
冬に暖かさを逃がさないのに役立つ👍 869 🌍 アメリカ
快適なベッドは本当に価値あると思う。
人生の半分近くをベッドで過ごすし、
適切に体をサポートして睡眠の質を確保することは長期的な健康に大事だから👍 2042
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日本で見た一番美しい部屋は、
朝目を覚めて周囲の戸を開けて両親を探してたら、
庭に直結している部屋に入ったんだ。
その部屋には隅に小さな祭壇がただ一つ。
5歳だった俺も、その単純さと静けさに心を打たれた👍 283
日本の家の設計に夢中。
玄関のデザインが大好きで、将来マイホームを建てたり改築するときは絶対に玄関を付けたい👍 336
日本に留学してた時、玄関で靴を脱ぎ忘れて勢いよく入ろうとしたら、
靴の部屋にぶら下がる形で倒れちゃった。
日本の家は空間効率を考えて設計されてる👍 90
イタリア人で日本に10年住んでるけど、
日本の家は思ったより快適じゃないよ。特に冬。
リビングの真ん中にシンクがあるとか変なことがいっぱいある👍 492 🌍 イタリア
日本のお風呂は公衆浴場と同じ。
浴槽にお湯をためて蓋をして、
まずシャワーで体を洗ってから綺麗になった状態で浸かる。
だから水が汚れず、家族みんな使える👍 493
玄関は『玄関』って呼ぶんだ。
靴を脱ぐために設計された日本の伝統的な出入口スペースだね👍 456
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4週間の日本への家族訪問から帰ってきたばかり。
祖母の家は本当に素敵で、また泊まりたいな👍 251
ヨーロッパ人だけど、家の入口近くに棚とコートかけがあって靴とか置く場所があるのは普通。
誰も外履きで家に入ったりしないしね👍 333 🌍 ヨーロッパ
ヨーロッパの家にはだいたい玄関の近くに靴を脱ぐスペースがある。
特に雨の多い地域では標準的。
ただ家じゅうの水の再利用ってのは珍しいね。
その技術はもっと増やすべき👍 626 🌍 ヨーロッパ
家に直接リビングに入るのはアメリカ文化。
ヨーロッパは大抵、玄関から廊下があって各部屋に繋がってる👍 1006
オンタリオに住んでるけど、サイド玄関に『泥落としルーム』がある。
メイン玄関もあるけど、それはゲスト用で直接リビングに入る設計👍 122 🌍 カナダ
カナダの家のほとんどは玄関かポーチがあって、
靴を脱ぐタイル張りのスペースがある。
別の部屋の場合もあるし、ドアの前の小さなタイルの部分の場合もある👍 123 🌍 カナダ
ノルウェーではほとんどの家が『風よけ』と呼ばれる別の玄関スペースがある。
外のジャケットと靴を保管でき、
冷たい風の遮断と、空気層による断熱効果がある👍 67 🌍 ノルウェー
まとめ
驚いたのは、「玄関」的な空間が実はノルウェー・オランダ・アラスカなど世界各地に似た形で存在しているという話。気候や衛生観から自然に生まれた知恵は、国を超えて共通しているんですね。一方で「日本人だけど布団よりベッドが快適」というぶっちゃけコメントも微笑ましい。個人的に一番刺さったのは、5歳のときに庭に続く部屋で小さな祭壇だけを見て静けさに心を打たれたという体験談。言葉ではなく「空間」で何かを伝える日本の美意識って、やっぱりすごいなと改めて思いました。
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出典: 元動画はこちら。コメントは抜粋・意訳を含みます。